先ほど、書き上げたブログが消えてしまいました・・・
みんカラには自動バックアップ機能があるのですが、
それは
「タイトルを入れていたら」
の、話。
TECH-M 番頭 岡本(33歳 俺の1時間返して)です。こんばんは!
もう、簡潔に行きます!
E60 530i オーバーヒート後エンジン始動しない。
レッカーで入庫されたので状況がわからず
もしやエンジン逝ったか・・・?
と思いましたが
クランクを回すと普通に回ったのでとりあえず一安心。
テスターで診断すると「スターターロック」のエラー入力有。
これはセルモーターが怪しいってことで
分解しています。
N52エンジンはインテークマニホールドを外さないとセルモーターが外れません
で、バッテリー繋いで単体点検
学生時代の授業思い出しますね~
※今さら聞けない 電装品入門(5)より
ココで言うアーマチュアコイルがクランクを回すモーターになります。
プランジャーがフライホイールとの勘合部(この歯車)で
スタータースイッチをオンにするとプルインコイルにより
プランジャーの歯車を押し出し、
ホールディングコイルがエンジン始動まで飛び出た歯車を保持します。
するとメイン接点が繋がり、スターターが回転するって仕組みです。
今回はこのプルインコイルが不良なようでプランジャーを押し出さないため
セルモーターが回転しないようですね。
分かりにくくてすいません・・
僕も学生時代、整備士の講習で
橋本先生(R32スカイライン乗りでカルロスゴーン似 あだ名はやはり「ゴーン」)に
「おかもっさん!そんなんでは箸にも棒にもひっかりまへんで!」
と、怒られました(遠い目)
橋本先生元気ですか!
で、セルモーターが不良なので交換するとあっさりエンジン始動!
続いてオーバーヒートの原因を調べていきます!
冷却水タンク割れてます。
E46ほどじゃありませんが良く割れますね!
ラジエターも・・・汗
電動ウォーターポンプにもエラーが・・・滝汗
他にも・・・
オイル漏れ・・・
かなり高額になりそうでしたので、乗り換えも提案させていただきましたが
まだまだ乗りたいとの事でしたので・・・
全部「GO‼」
まずはオイル漏れから
そして水漏れ修理
今回の交換部品たちです!
N52エンジンから採用された電動ウオーターポンプ。
10万キロ前後で逝く場合が多いです。しかも故障すると
突然「オーバーヒート警告灯」が点灯するのでやっかいです・・・
シュミレートで作動させると一応は動いてますが・・・念のため交換します。
ラジエターはこの部分が漏れてました。
E60系はオールアルミ製なのですが、漏れ多いですね~
電動ウオーターポンプはエア抜き方法が少し特殊ですが
昔に比べればエアは抜けやすくなったような気がします・・・
今回はセルモーターとオーバーヒートが同時に発生したので
修理代がかなり高額になってしまいました。
そうならないためにもマメな点検をおススメします!
是非ご相談くださいね~
簡潔に書くはずが結構長くなってしまいましたw
明日は定休日です!
リフレッシュして木曜日を迎えたいと思います~
ありがとうございました!