みなさんこんばんわ(^O^)
しゃっちょです✨
今回の大寒波はモノホンですね!!まじで寒いしか口から出てきません”(-“”-)”
TECH-Mはジェットヒーター全開で作業頑張っています☆
FMではセンター試験を受けている学生さんの為にずっと応援歌を流しているので、なんだかこっちも頑張れちゃいますね☆
お客様の中にもセンター試験を控えたお子様がいらっしゃる方が多いので、応援してます☆
明日も試験ですね。路面は滑りやすいですが、滑らないように頑張ってください☆
さて、きょうはパーツの話です☆
長くはないですが、写真は多いです。
いつもご贔屓にしていただいています F80 M3 30th記念モデルのお客様のチューンナップをまたお手伝いさせていただきました☆
前回のブログでは、見た目と空力がテーマでしたが、今回はもっとコアな部分。
走る、止まる
についての強化です。
まずは洗車からです☆
元は、ちょいお汚れでしたが(笑)
つまり、パワーアップさせて速くなった車を、しっかり制動させる。このチューンナップを同時にご依頼いただきました☆
お客様は、サーキット走行もされており、レースにも出場されている強者で、車の細かい所ひとつひとつをしっかり感じられるお客様です。
ブレーキの強化を相談いただいた時に、ブレーキにキツイと言われている岡山国際サーキットをスプリントレースで10周しても垂れないブレーキ。キャリパー強度がしっかりとしていて、超高温度域でもキャリパーが開くことなく制動できる性能。
軽量。
まぁ、誰でも理想は高いです(笑)
で、僕自身もいろいろ使ってまして、
E46 M3のフェニックスイエローは、アルコン
E46 M3 ホワイト レースカーは APレーシング
M3 CSL はブレンボ
と、あえてほかのメーカーで、自分自身勉強をしております。
その中でやはり特に性能がいいのはAPレーシング。
だから、レースカーはAPなんです。何がいいかって、結局フィーリングなんですが、APのキャリパーの油圧のかかり方と、抜き方が、僕のブレーキの残しながらリリースしていく感覚にマッチしているんです。
パッドで変わるんじゃない??っていうのも正しいんですが、
ノーマルキャリパーで、エンドレスのMX72使った時と、アルコンでのMX72 、ブレンボでのMX72、APのMX72、同じパッドなのに全部フィーリングが違います。特にAPはフルで踏み込んだ時にABSがかかりますが、そこのポイントでのリリースがとってもしやすい。
そう感じており、やはりAPを薦めようかと考えておりました☆
まぁ、最近はどんなキャリパーにでもフィーリングを合わせれるブレーキパッドを作れるようになったので、気にはならないっちゃーならないんですけどね☆
しかし、岡山10周を重たくデカいM3が、タレ無しで走る…これ結構しんどいと思いました。
問題は温度です。
M3、ダクト引っ張るスペースがなく、見た目もそうゴリゴリに見せたくないので、温度下げる手段がないんですね・・・
さて、皆さんならどうしますか??
バックプレートを外して風道板を付けるのも手、カナードを付けて、タイヤハウス内の空気を吸いだすのを促進するのも手。
でも、もっと大切な事があるんですね。
それは、ブレーキパッドの厚みです。
パッドの材質の中身は、メタル素材や何やかんや色んな種類が入ってるのですが、温度を下げる効果も同時にパッドに持たせてあります。だから、パッドが減ってくると、温度が高い状態でパッドの土台の金属に伝わってしまい、熱さが籠ってしまうんですね。
だからすなわち、分厚ーいパッドがつけれるキャリパーを選択することが、とっても温度対策にはいいよってことなんです。
といっても、メーカーさんから昔に教えてもらったウンチクなので、今はどうか知りませんが、
そんなすべてを網羅しているキャリパー、、、ありました。
それがエンドレスです。
キャリパーはもちろん鍛造削り出しのモノブロック
大容量
超軽量
パッドの厚みなんかほら、純正と比べると
すごいでしょ??(^。^)y-.。o○
フロントのピストンはレーシングキャリパーなのでラバーシールは無く、ドリルドで中抜き軽量化!!
スんげーブレーキです(#^.^#)
レースする車は、パッド交換時には鳴き止めペーストは付けないんですが、あくまでストリートも走られるとの事なので、初期なじみをよくするために薄めにペーストをぬりました。
組む前にはすべてのネジ、ボルト類の締め付けをチェックします。
組み付けデスが、驚くのはリアのハブ!!!
すごく削り込まれてて、軽量化がしっかりされています。これは、Mならでは出ないでしょうか。
ここまでやっるかって感じですね☆
組んだ感じはこんな感じです☆
ブレーキフルードは、ぜいたくにも、ニューテックのRP-320を使用させていただきました。
エンドレスのフルードよりウエット性能が勝っているので選びました☆
パワーアップは、TECH-M得意の3点セットです。
低速トルク、アクセルレスポンスをアップする プラズマダイレクト
中速から高速のブーストアップモジュール N2スピードのサブコン
高速での伸びとトルクをアップする GroupM ラムエアシステム
結構ばらさないといけませんが、サクサク慣れたもんです☆
TECH-M サブコンは、コンペティションパッケージのDMEにも、何の心配もいりませんし、さらにパワーアップします。
9段階セッティングで、僕のMAXの9よりも、これの6の方が速かったので、少し悔しいです(笑)
後は足廻りです。
これほど戦闘力が上がってしまうと、脚に不満が出ます。
足のセッティングは、パワーでも変わりますから、これから煮詰めていきたいと勝手に思っています(笑)
お客様には、性能、パワー、扱いやすさ、そして、超制動力の高いエンドレスブレーキ
本当に感動していただき、選択ミスが無くて良かったと、ホッとしています。
そして、TECH-M M2 にも、エンドレスブレーキを入れる決意をしました(笑)
ありがとうございました☆
次回もご期待(笑)