みなさんこんばんは(^^)
しゃっちょです!
本日定休日なので、なんと一泊二日で弾丸の沖縄旅行に行ってまいりました!
沖縄は日中35度、マジで溶けそうなくらい暑くてビックリ!!
美ら海水族館と、ムーンビーチと、沖縄郷土料理全種コンプリートして、最後にタコス食べて帰ってきました(≧∇≦)
学生のノリってヤツで、なかなか有意義に楽しめましたが、やはり余計に疲れた気もします(笑)
気に入ったのは、クロネコヤマトの宅急便のマークをもじった、シーサーversion(笑)
買いませんでしたが(^^)
さて、本日のブログは、診断ネタ!!
めっちゃ長くなるので、めんどくさい方は飛ばしてください(笑)でも、分かりやすくいきます!
お車は、名古屋方面からわざわざTECH-Mを頼ってきていただいたお客様で、E60 M5
になります。
症状は、時々エンジンチェックランプが点灯、エンジンセーフティモードになり、4500回転以上吹けません。
そして、異常なほど燃費が悪い。
ということです。燃費は約2キロくらいらしいです(^^;;
故障メモリーは8番シリンダーカットオフ
つまり、8番シリンダーのみ点火も噴射も停止し、せっかくのV10が9気筒で動いてしまいます。
今回の症状は実は5年前からあり、その度に何度もなんどもDへ入庫され、修理し続けるも直らず、Dはあきらめて、TECH-Mにお越し頂きました。
嫌でも気合が入りますね。
気を引き締めて診断開始です!
しかし、なんとそこから1カ月、症状出ず´д` ;
これにはかなり困りましたね´д` ;
やっと症状が確認できだしましたので、ガンガン詰めていきます。
まず、こういったミスファイア的な症状は、
イグニッションコイル、プラグ等の点火系
インジェクター、エアフロセンサー、O2センサー等の燃料系
シリンダー内傷やピストンリング磨耗によるコンプレッション漏れ等の圧縮系
この3つに絞られます。これはどんな最新のエンジンでも同じ事であり、この3つ(エンジンの三大原則)から詰めていきます。
点火系のコイルヤプラグ、燃料系のインジェクターは差し替え点検ができるので簡単ですが、今回は症状変わらず。
ここからは浦マイスターによる診断です。
浦マイスターがまず目をつけたのが燃料系。
理由はエンジンの学習値が、8番インジェクターのみを極限まで噴射時間を減らしていたことがわかったためでした。
燃圧が上がりすぎて、噴射をストップしているかも。そしたら、燃費が悪いのも説明つくからです。
燃料ポンプ、EKP(燃料ポンプコントロールユニット)の制御を確認。
E60 M5は、二つの燃料ポンプで燃料を供給していることがわかり、正常な車両と制御を点検
燃料系は正常でした。
圧縮もあるので圧縮系もOK。
点火系に絞りオシロスコープや、テスターでずっとモニターし、症状が出る条件を絞っていきます。
配線、カプラー、イオン電流ユニットと少しづつ点検位置を変更、最終的に、DME(エンジンコントロールユニット)本体まで行き着きました。
ただ、DMEは約23万円もするものなので、すぐに変えましょうとは言えません。
浦マイスターは、絶対にコレだと突き止めるまで答えは出さないんです。
ここからが大変です。
グラウンドコントロールで、少しでも異常がある可能性があるアースポイントを全てチェック。
清掃し、再締め付け。
助手席シート外してフロアカーペットめくったり、トランクルームのカバーも外したり、、、
配線抵抗になってる部分がないかを、プロの査定士(グランカーズムギノさん)に点検してもらったりして、車両の事故状況などを点検。
なんだかんだしてやっと、DMEの交換でGOが出ました(≧∇≦)
結果は言うまでもありませんね!!(≧∇≦)
症状は常に出るものではないので、まだお預かりして毎日確認しています(^^)
でも、もう大丈夫そうなのでお返しすることにします✨
TECH-M スペシャルエンジン内部洗浄も、同時に施工させていただきましたので、そちらはまた後日アップします(^^♪
症状が安定せず難しい診断になりましたが、しっかりと修理することが出来ました(^^)
Dにかなり何度も入庫され、その度に診断料、部品代を支払われてました。
少しでもお客様の負担を減らすためにも、絶対コレだとわかるまで結果を出さないスタイルでこれからも頑張っていきます!!
全国で困ってるお客様、ぜひお問い合わせください?
お付き合いありがとうございました☆